JAB認証されていない審査機関でも問題ない?審査機関の選び方を解説
ISO認証を取得する際、どの審査機関を選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。特に、「JAB(日本適合性認定協会)認証を受けていない審査機関でも大丈夫なのか?」という疑問を持つ方もいらっしゃいます。本記事では、JAB認証の有無がISO取得にどのような影響を与えるのか、JAB認証されていない審査機関を利用する場合の注意点を解説します。
JAB(日本適合性認定協会)とは?
JABは、日本国内でISO認証を提供する審査機関を適合性評価する独立機関です。JABに認定された審査機関は、審査の質や信頼性が一定の基準を満たしていることが保証されています。
JAB認証の目的
- 審査機関の信頼性を保証する。
- 国際的な互換性を確保する。
- ISO認証の市場価値を維持する。
JAB認証されていない審査機関でも問題ないのか?
1. 基本的に問題はないが、条件次第
JAB認証されていない審査機関でも、ISO認証の取得自体は可能です。ただし、以下の条件によって、問題が発生する場合があります:
- 取引先や顧客がJAB認証を条件としている場合
一部の取引先や業界では、JAB認証を受けた審査機関からのISO認証を求められることがあります。 - 国際取引を行う場合
JAB認証はIAF(国際認定フォーラム)の枠組みに基づいているため、国際取引を行う際にはJAB認証機関からの認証が有利になる場合があります。
2. 審査の質に注意が必要
JAB認証を受けていない審査機関は、適切な審査基準やプロセスを持っていない可能性があります。審査の質が低い場合、認証が形骸化し、ISO本来の価値を損なうリスクがあります。
JAB認証されていない審査機関を選ぶ場合の注意点
1. 審査機関の信頼性を確認する
JAB認証がない場合でも、以下の点を確認して信頼性を判断しましょう:
- 審査実績:過去の審査経験や対象企業の規模・業種。
- 認定の有無:他国の認定機関から認定を受けているかどうか。
- 審査員の資格:審査員が十分な知識と経験を持っているか。
2. 取引先の要件を確認する
ISO認証を取引条件としている場合、JAB認証が必須かどうかを事前に確認しましょう。取引先や顧客によっては、JAB認証を取得していない機関の認証を認めないケースもあります。
3. コストだけで選ばない
JAB認証されていない審査機関は、コストが低く設定されている場合があります。しかし、審査の質や信頼性を犠牲にしてまでコストを削減することが、長期的には企業に不利益をもたらす可能性があります。
4. 取得後の更新・運用を考慮する
ISO認証は取得後も継続的な更新や外部審査が必要です。JAB認証のない審査機関を利用した場合、他の審査機関に切り替える際のトラブルやコスト増加のリスクを考慮してください。
JAB認証された審査機関を利用するメリット
1. 信頼性の確保
JAB認証を受けた審査機関は、審査の質や認証プロセスの透明性が保証されています。
2. 国際的な互換性
IAFの枠組みに基づいているため、JAB認証は国際的にも認められやすいです。特に海外取引を視野に入れている企業には有利です。
3. 長期的なコストパフォーマンス
初期コストがやや高い場合もありますが、認証の信頼性が高いことで顧客や取引先との関係がスムーズに進むため、結果的にコストパフォーマンスが良くなることがあります。
まとめ:JAB認証されていない審査機関を選ぶべきか?
JAB認証されていない審査機関でもISO認証の取得は可能ですが、信頼性や審査の質を慎重に確認する必要があります。特に、以下のような場合にはJAB認証を受けた審査機関を選ぶことをおすすめします:
- 取引先や顧客がJAB認証を条件としている場合
- 国際取引や海外展開を視野に入れている場合
- 長期的に信頼性の高い認証を維持したい場合
ISO認証を取得する際は、審査機関の選定が非常に重要です。コストだけにとらわれず、信頼性や将来的な影響を考慮した上で最適な選択を行いましょう。
ISO認証や審査機関の選び方について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

