ISO認証とは?
ISO認証は、国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)が発行する国際的な規格に基づいて、企業や組織の管理システムが適合していることを証明するものです。ISOはスイスに本部を置く非営利団体で、国際的な標準を策定しています。
この認証は、国際貿易を促進するための基準として機能します。各国で異なる基準では、商品やサービスの特徴を理解するのに時間がかかるため、ISOという共通の基準を持つことで、信頼性が高まり、取引がスムーズに進むようになります。
ISO規格の種類
ISO規格は大きく2つに分類されます。
- モノ規格:製品のサイズや形状、標識のデザインなど、物に関する国際基準(例:クレジットカードのサイズや非常口マーク)。
- マネジメントシステム規格:組織の管理や運営の仕組みに関する基準(例:ISO 9001、ISO 14001)。
特に「ISO取得」と言う場合、多くはマネジメントシステム規格の認証を指します。
認定と認証の違い
ISOにおいて「認定」と「認証」は異なる意味を持っています。
- 認証:企業や組織のマネジメントシステムが、ISO 9001やISO 14001といった規格に適合していると、審査機関によって認められること。
- 認定:審査機関が、ISOの認証審査を行う能力があると、認定機関によって認められること。
認証は企業に対して行われるもので、認定は審査機関に対して行われます。認定を受けた審査機関が企業を評価し、ISO認証を取得するための審査を行います。
認証のプロセス
- 認定機関(例:JAB)が、審査機関を認定します。
- 審査機関が、企業のマネジメントシステムを評価し、規格に適合していると判断すれば、ISO認証が与えられます。
- 審査員は厳格な研修と経験を積み、認定機関や審査機関に承認されている者のみが担当します。
この仕組みによって、ISO認証の信頼性と公平性が国際的に保たれています。
このように、ISO認証を取得することで、企業は国際的な信頼を得るとともに、取引の円滑化や競争力の強化に繋がります。

